*2009/3/18のINDEX日記からの転載です

■NERFカスタムの下準備として、リーコンを分解して、構造を調べてみました。
なかなかおもしろい構造をしていたので、ちょいとレポート。

(分解)
分解の下準備として、スライドを引いてマガジンを外し、
チェンバー内に残っている弾も撃って空にしておきます。
ここで重要なのがメインスプリングがフリー(自然長)になってること。
でないと、分解した拍子にメインスプリングがびょーんと飛び出してしまうので。

ピストンカバーを外してから、左側のネジを全部外して、左右に割ります。
スライドに隠れてるネジが2本(左の矢印)あるので、これの外し忘れに注意。
左右に割る時に、ゴミ袋の中に入れて作業するようにすれば、
割った拍子にその他のスプリングが飛び出して、行方不明になるのを防げます。

  (発射サイクル)
これが最初の状態。
あ、部品がばらける前に、デジカメで何枚か画像を撮っておくと、再組み立て時に、
「このパーツ、どうやって組み込むんだろう?ヽ('A`)ノ」
と悲嘆にくれずに済みます(笑)

  スライドを引くと、それに連動してボルトが後退、スプリングを圧縮します。
後退しきると、シアが下がり、スプリングが押し縮めた状態で固定されます。
(スプリングを圧縮状態にすると、いつ飛び出すか分からないので、そこは線画で代用)

  シアの部分を拡大。
ピストンが後退しきると、シア用スプリングの力でシアが下がり、
ピストンのツメがシアに引っかかって、メインスプリングが圧縮状態で固定されると。

  ボルトが後退しきると、ボルトの突起でマガジンキャッチストッパーが押し下げられ、
マガジンキャッチがフリーになります。
この状態でやっとマガジンキャッチを引いて、マガジンを装填することができるようになります。

  スライドを元に戻すと、それに連動してボルトが前進。
ボルトの先端がマガジンの一番上にある弾をくわえ込み、チェンバーに押し込みます。

  弾はスポンジパイプの先端に、ゴムの頭が付いている形なので、後ろに穴があいています。
この穴に、ボルトの先端に突き出ているシャフトがささって、
チェンバーの中で弾を固定します。これは、マーベリックでも共通。
弾にシャフトを刺すために、弾をチェンバー内で押さえる必要があるので、
チェンバーの先頭で、ストッパーが待ちかまえています。

  ストッパーが上がったままだと、当然弾は発射できませんから、
装填が完了すると同時に下げる必要があります。
ボルトが前進しきる寸前、ボルトとのかみ合いにより、ストッパーが押し下げられます。
スライドを元に戻す時の最後の抵抗は、ストッパーを押し下げる時ものです。

     

  トリガーを引くと、シアが押し上げられます。
すると、ピストンのツメでひっかかっていた部分が外れて、
スプリングが解放され、ピストンが前進します。 前進したピストンは、その内部の空気を圧縮。
圧縮された空気は、ちょっと遅れてボルト内部の隙間から
チェンバーに勢いよく流れ込み、これが弾を飛ばします。

で、最初に戻ると。

■リーコンを何マガジンか撃ってみて、使いにくいなーと思ったのが、
チェンバーを空にしてから、スライドを後退させないと、マガジンを外せない点。
マガジンキャッチを固定しているマガジンキャッチストッパーを外せば、
チェンバーに1発入れて、フルのマガジンを装填できるだろー、
とか思っていたのですが、これが無理。
マガジンの上端がボルトにくわえ込まれる構造なので、
ボルトが前進している状態では、マガジンが抜けないんですな。

それなら、別にマガジンキャッチストッパーなんか要らないんじゃあ?とか思ったのですがー、
よくよく考えてみると、これは、ものすごく良く考えられた安全装置なんですよ。

実銃でも、BB弾を使うエアガンでも、よくある故障の原因は装弾不良です。
実銃なら、ボルトやスライドが止まるので、噛み込んだ弾を外すなり、対応できます。
BB弾なら、2発に装填されても弾道が狂うぐらいで支障はありません。
でも、リーコンの場合、2発装填されるとかなり致命的。
ストッパーがあるので、初弾は前に押し出されることができませんし、
スポンジ弾の上に手動で装填するので、無理矢理チェンバーに2発押し込まれる可能性が。
そのために上蓋があるものの、完全に詰まってしまうと、
分解して詰まっている弾を引っぱり出すしか手はありません。
そうならないように、2重に安全装置を仕掛けてあると。

シアも、トリガーを引かない限り、絶対に解放されないように作ってありますから、
これはマニュアルセフティはいらんわな。

内部機構をいじろうかと思ってたんですけど、外観のカスタムと
ポンプアクションの追加だけでいいや、という結論に達しましたー。

■で、前々回書いたように、ポンプアクションを追加してみました。

  フォアグリップとスライドを何で連結するか、けっこう考えたんですけど、
パーツ箱にあったタミヤのユニバーサルアームセットを使用しました。
形だけで何も機能してない(笑)チューブマガジンは、30ミリのABSパイプ。

素早くコッキングできるので、なかなか実用度は高いです。
これの作り方を書こうかと思ったんですけど、見たら分かるような…

(3/20追加)
明日のNERFestに向けて、改造中。
フォアグリップとフレーム後端は、いつものモデリング→モデラで削りだし

 

  グリップは、地味にエポキシパテで形を出してます。

 

  間に合う…のか?

(3/21追加)
なんとか間に合いましたー。これから出掛けます。


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