受注した完成品を作っていて、最近のP-90はコンペンセイター取り付け基部に変更があったことが判明。

左が設計に使った変更前版、右が変更後版。埋め込まれている部分の変更なので、バラさないと、どちらかわかりません。

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恐らく、P-90にデカめのサプレッサーをつけて振り回すと、応力が基部に集中してすっぽ抜け。破損報告が来て、対応策としてすっぽ抜けないように張出し部を追加した、とかでしょう。

中学の技術・家庭の先生が、「機械モノはファーストロットは買わないように。セカンド、サードロットぐらいで初期不良を直したバージョンになるから。」と仰っていたので、設計に使うベースガンは発売直後のロットは避けるようにしています。設計に使ったP-90は、発売開始してから数年後に買ったのヤツなんですけど、タイミングが悪かったようです(^_^;)

で、変更後版に対応した手順です。
まず、張り出し部を金ノコで切断します。切断面はヤスリをかけておきます。

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切断できた基部は右のようになります。

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上へ張出し部は、下部の三角柱が残ってしまうので、ここと干渉するC-6、D-4の一部を切り取ります。これで、説明書の手順で組立てられます。

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Gen2のコンペンセイター取り付け基部は、M4六角穴付きボルト1本で止まってるだけなので、P-90より取り付け強度は下がってますから、サプレッサー等は取り付けないようにしてください。


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