ギロチン

名称ギロチン
出典技研オリジナルデザイン
©たなかせいじ/大日本技研
内蔵ユニット東京マルイ・MP7A1(電動)
価格ラフト・サポート除去なしキット:4800円(税込5280円)
ラフト・サポート除去済みキット:5800円(税込6380円)
(仕上げ・塗装なし)ダイソー・グルーガン組み込み完成品
:8800円(税込9680円)
ガンスタンド:3000円(税込3300円)
材質ABS
全長/重量430mm/1.5kg(本体のみ・標準構成
備考技研オリジナルデザインのカスタムMP7A1です。
ユニットの組み合わせで、多数のバリエーションを構成できます。 
キットには、「3Dプリントキットガイドブック」(冊子)
と、各ユニットの組み立て説明書(データ送付)が付属します。

受注生産にて承ります。
受注生産注文フォームより、ご注文下さい。

構成ユニット一覧

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バレルジャケット  フロントキャップ  キャリングハンドル  レールキャリングハンドルVer.1  レールキャリングハンドルVer.2  可変フォアグリップA  可変フォアグリップB  可変ストックA  可変ストックB  アンダーフレーム+フィンガーチャンネルA/B  グリップエンド  コッファー2・ケース  コッファー2・内装オプション  コッファー2・レーザーサイト  フロントアンダーフレーム  リアアンダーフレーム+ストックパッド  予備マガジンホルダー+ストックパッド  標準キット 


機種設定

■PDWとして開発されたMP7A1ではあるが、特殊部隊で運用されるにつれ、
新たな問題点が発覚する。
特殊部隊は、目一杯炸薬を詰め込んだ、いわゆる「ワイルドキャット・カートリッジ」として運用するのが常であり、これが原因のバレル周りの破損が相次いだのだ。

 また、旧式化したMP5Kの代替としてシークレットサービスでの使用が検討
されたものの、当然ながらコッファーを装着できず、MP7A1用の偽装装置の
開発が要望された。

 これら案件に対応するため、MP7A2が企画されるものの、見込み配備数の少なさから制式化は見送られ、少数をMP7A1カスタム、通称「ギロチン」として改造されることとなった。
 「ギロチン」には、「確実に命を奪う者」の意が込められている。

■バレルは強化&延長バレルに交換、それを覆うレシーバーに
バレルジャケットが追加された。

 片手操作時には腕に当たり、延長して肩付けした際には面積の小ささから
肩に食い込むストックは、折り畳み機構を組み込み、干渉をなくし、かつ面積
を増大させることで、両モードでの使い勝手が向上している。

 持ち運びに便利なキャリングハンドルの追加要望は、フロント・リアの
オープンサイトを連結したキャリングハンドルとして実装。

これに追加パーツを加えて取っ手とみなし、ギロチンを覆うケースを装着して、
コッファー2とした。

 MP5Kコッファーでは、リンク式の遠隔トリガーが採用されたが、
コッファー2ではサーボモーターとバッテリーの小型化の恩恵を受け、
サーボ駆動方式へ変更されている。

 また、MP5Kコッファーで用いられた曳光弾を使う照準は、初弾を外すことが
前提であり、二次被害を抑えるのが常識の昨今では受け要られないため、
追加パーツにはレーザーサイトが組み込まれた。

 取っ手内側に設置されたセフティを解除すると、レーザーサイトが発光、
同列に設置されているサブトリガーを引くとサーボが駆動して、
トリガーを引く仕組みである。

取っ手傍には、ケース脱落用レバーが設置され、ワンタッチでケースをパージ
でき、ギロチン本体を保持した、より精密な射撃が可能となる。

 コッファー2を装着すると、ケースの厚み制限から、サイドマウントレールに
アクセサリーを装着することが不可能になる。
そのため、フォアグリップ下にレールが移動された。フォアグリップを倒立させると、取り付け角度が90度回転してアクセサリーが用を足さなくなるため、
このレールはフォアグリップとは別軸で回転、フォアグリップとグリップを繋ぐ
底位置に移動する。

 MP7A1で訓練を積んだ者にしてみれば、新形状のパーツより、手に馴染んだ従来の形に近い方が望ましい。
「従来の形に新しい機能を付け加える」というコンセプトで開発されたのが、
transと仮称されたパーツ群である。
フォアグリップは、「水平」と「垂直」の他に「斜め」のポジションが追加され、ストックは展開して、遮蔽物にみを隠しながら銃だけ突き出して撃つ際の取っ手となる、コーナーショットの簡易版的機能が追加された。

transは、ギロチン・ユニット群の一部として採用され、必要に応じて組み込まれ、 機能を提供している。

■金型を起こすほどの配備数が見込まれなかったため、カスタムパーツは
全て3Dプリンターを用いて製作されている。
素材として、強化プラスチックを用いるものがほとんどであるが、
ごく少数ながらチタン焼結を用いたスペシャルモデルが存在する。